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尿道から膿

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放置しておくと怖い尿道から膿

尿道から膿

尿道から膿が出てくるというのは非常にショッキングな症状で、多くの男性が不安な思いをすると思います。尿道から膿が出てきた時に考えなければならないのが尿道の炎症です。尿道口から侵入した病原菌が尿道内で繁殖してしまい、尿道の粘膜に強い炎症を引き起こしてしまうのが一般的な尿道の感染症で、炎症が強くなってしまうと膿だけでなく痛みも出てきてしまい、排尿や勃起時に強い痛みを感じることがあります。

尿道の炎症は淋菌によるものが有名ですが、淋菌以外にもクラミジアが原因で起こる尿道の炎症もあります。どのような原因で尿道に炎症が起こっているのかは尿道から採取された膿を顕微鏡で調べて診断を下したり、遺伝子増幅法という方法を使って検査をします。

今すぐできる尿道からの膿への対策

尿道から膿が出ている時には細菌の感染が強く疑われるので、性交渉を持っている相手の治療も行わなければなりません。自分が感染症を治療しても相手が病原菌を保有していれば再度自分に感染が起こってしまいます。逆に相手が病気を治療しても自分の治療が終わっていない場合には相手に病気を移してしまう原因にもなります。このようなお互いに病気を交互に与えあってしまうピンポン感染を防ぐためにも尿道から膿が出たり尿道に痛みを感じる時には検査・治療を受ける事が重要なのです。

尿道の感染症は細菌が特定されれば投与できる薬が決定できるので、病気の治療ができるようになります。主に用いる薬は経口摂取する抗生物質で、痛みや発熱がひどい場合には解熱剤を処方して痛みや発熱を緩和します。これらの薬の中でも抗生物質は検査によって原因の細菌を特定しなければ適切な薬を選ぶ事ができない場合があったり、投与方法や投与のスタイルを工夫しなければならないものもあるので、検査無しに薬を使う事はできません。尿道からの膿にお困りの方は性病科の病院か泌尿器科の病院で治療を受けるように心がけてください。早期発見、早期治療を心がけておきましょう。